悪徳業者にひっかからないためには

 

1.甘い言葉に惑わされない

不用品回収は基本的には無料ではありません。そのため、無料で回収するといっている会社や、ホームページであまりにも安い値段を掲載している会社は悪徳業者である可能性が高いです。無料もしくはあまりにも安い料金で回収するとうたっている会社には十分気をつけ、その会社の所在地や連絡先をしっかり把握しておくと良いでしょう。

2.連絡先が明確な業者を選ぼう

数ある悪徳業者の中には連絡先をはっきり記載していない業者も存在します。実際にトラブルが発生した場合、連絡先がわからなければ問い合わせをすることができません。

また、携帯電話番号のみが記載されている会社で後日連絡すると、解約されて連絡がつかないこともあるようです。業者を選ぶ際には、電話番号だけでなく会社の所在地やメールアドレスなど連絡先がはっきりしている業者を選びましょう。

3.資格や許可を持っているか確認しよう

不用品回収には特定の資格や許可が必要になります。オフィスや企業から出る不用品は、一般ごみとしては処分ができないため、初めに依頼する会社が不用品回収の資格や許可を所持しているのか確認してみましょう。

ご家庭の不用品を処分するためには、一般廃棄物処理業の許可が必要です。よく産業廃棄物処理業の許可や古物商の許可がホームページやチラシに記載されていることがありますが、これらの許可のみでご家庭の不用品を回収することは違法とされています。よく街中を走っている、無料回収をうたっている不用品回収車は一般廃棄処理業の許可を持っていないことが多いため気をつけましょう。(環境省ウェブサイトより

4.電話で見積もりをお願いしてみよう

電話で見積もりをお願いして、訪問も概算も断られた場合はその業者には注意したほうが良いでしょう。たしかに、実際の状況を見ない限りは見積もりを出すことは難しいでしょう。

しかし、概算すら出してくれない会社はほかの会社に比べて高い料金を請求してくる可能性や、依頼主を見てから値段を変えてくる可能性があります。悪徳業者の多くは断るのが苦手そうに見えるひとを狙い、お金をもうけようとしています。

5.インターネットの口コミをみてみよう

現在では、回収業者の口コミをインターネットでみることができます。ホームページには書かれていない悪い点や良い点をみることができるため、業者を選ぶ際にはとても便利です。しかし、気をつけなくてはならないのが業者が自分たちに都合よく口コミを自ら掲載している可能性があることです。

また口コミサイトやランキングサイトにお金を払って上位に掲載してもらっているケースも増えています。口コミやランキングは鵜呑みにせず、参考程度にみてみるとよいでしょう。

6.いろいろな会社に見積もりを依頼し比較してみよう

この対策法は少々面倒ではありますが、実際に数ある業者のなかから良い業者と悪徳業者を見分け、さらにはそのなかで安い業者や自分に合った業者をみつけることができるでしょう。見積もりをしてもらって、あまりにも安い業者などには気をつけましょう。料金のほかにも実際の作業内容や追加請求の有無などを忘れずに確認しましょう。

また、見積もりをしてもらったらそのデータを書面やデータでもらい、しっかりとっておきましょう見積もり時と同じ量の不用品を回収してもらった場合には、見積もりの際の料金よりはるかに多く請求されていないか確認するようにしましょう。

見積もりを依頼する際にはある程度処分したいものをまとめておきましょう。実際の回収作業の際にあれもこれもと依頼しては、もちろん見積もり時よりも高く請求されます。

7.断ることも大事

あまりにも高額な請求をされた場合には、勇気を持って断ることも大切です。悪徳業者は断るのが苦手そうな高齢者や女性を狙って高額な請求をしてきます。そのため、男性と一緒に依頼するのも安心かもしれません。あまりにもおかしいと思った場合にはきっぱり断り、それでも引き下がらない場合には消費者センターに相談すると言って断りましょう。